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資産形成をはじめる個人が増えている昨今。
資産運用法のひとつであるソーシャルレンディングの国内運用総額は伸びています。

不労所得でセミリタイアを目指し、ソーシャルレンディング(含む不動産CF)に1,000万超投資中のもん(@saborumon)が、そんなソーシャルレンディングについて、初心者でもわかりやすいように、まるっと解説します。

Welcome!


ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングの仕組み

ソーシャルレンディングとは ORG
ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい会社(借手)とお金を運用して増やしたい人(貸手)を
インターネットを通じて、マッチングするサービスです。

ソーシャルレンディング事業を運営する会社(以下、ソーシャルレンディング事業者)は、貸手である個人投資家から少額からのお金をあつめ、借手企業に貸しつけます。

借手企業は、借りたお金で事業運営します。

そして、借手企業は、借りたお金+利息に相当するお金をソーシャルレンディング事業者を介して、お金を貸した個人投資家に分配します。

企業がソーシャルレンディングでお金を借りる理由

企業がお金を借りる手段として、銀行など金融機関があります。

実績の乏しい企業では、銀行からお金を借りれなかったり、よい条件で借りれなかったり、銀行からお金をすでに借りているが必要なお金に足りていないなどの理由で、他の資金調達手段が必要にことがあるため、ソーシャルレンディングといった資金調達方法にニーズがあるわけです。

ファンづくりというあたらしい流れも

資金調達手段以外で、ソーシャルレンディングが利用されるケースが増えています。
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Fundsで実際に募集されたファンド、ジェフ千葉レディース応援ファンドです。
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ジェル千葉レディースファンドでは、投資した個人に会報誌の配信、投資した方の名前を公式サイトに記載、試合観戦など、個人とジェフ千葉レディースを結ぶ仕掛けが、企画されています。

企業と個人をつなぐ架け橋として、ソーシャルレンディングが活用されています。

ソーシャルレンディングの特徴

まず、ソーシャルレンディングの特徴をおさえます。

元本保証ではない

ソーシャルレンディングは、元本保証ではありません。

配当型の投資法なので毎月のリターンがおおよそみえる

ソーシャルレンディングでは、想定利回りと想定運用期間があり、運用期間中、利回りに応じた分配金が支払われます。
分配金の推移
ぼくが実際にソーシャルレンディングに投資し、受けとった分配金の月ごとの推移です。

毎月のリターンはおおよそ予想できます。

値動きがない

株式には値動きがあります。
一方、ソーシャルレンディングには、値動きがありません。

値動きがないため、投資したあとに、することはありません。

ソーシャルレンディングのメリット

次は、ソーシャルレンディングのメリットです。

時間を拘束されない

ソーシャルレンディングに投資した後、することはありません。

完全にほったらかしOKです。

1万円などの小額から投資可能

ソーシャルレンディングでは、1万円など小額から投資可能です。

Fundsの最小投資金額は、なんと1円から!

利回りは相対的に高い

✔銀行の普通預金年利:0.001%
✔国債、社債:0.05~1.0%

✔クラウドバンク:6.80% ※21年8月現在の過去の実績
✔OwnersBook:3~5%

クラウドバンクの利回りは、実績ベースで6%代、OwnersBookは、3から5%です。

銀行預金、国際・社債などの債券と比べ、ソーシャルレンディングの利回りは高めです。

ソーシャルレンディングのデメリット

デメリットもしっかりおさえましょう。

デフォルトの可能性

デフォルトとは、分配金や元本が期日に支払われないこと。

ソーシャルレンディングでは、デフォルトの可能性がありますよ。

デフォルトを引き起こす可能性として、おおきなリスクは、以下の2つです。

1. 事業者リスク
事業者リスクとは、ソーシャルレンディング事業者がトラブルを起こすリスクです。

例えば、ソーシャルレンディング事業者「みんなのクレジット」は貸し倒れが生じた際、元本を大幅に下回る価格で債権譲渡したため、貸手の元本が大幅に失われることになりました。

また、業界最大手だったSBIソーシャルレンディングは、21年6月業務停止命令を受けました。
「事実と異なる説明で投資家を勧誘していた」というのが発令の理由です。

万が一、ソーシャルレンディング事業者が、倒産すると、元本は欠損しますよ。

2.貸し倒れリスク
借手企業がデフォルト、あるいは、お金を借りて実施したプロジェクトが失敗すると、個人投資家に返済するはずのお金を返済できなくなり、元本は欠損します。
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※その他のリスクもあります。例えば、海外ファンドの場合、為替リスク、カントリーリスクなど


流動性がない

株式では市場が開いている間なら株を売ることができます。

ソーシャルレンディングでは、途中での売却、解約はできません。


ソーシャルレンディング投資のコツ

ソーシャルレンディングの特徴・メリット・デメリットをみてきましたね。

利回りは高いけどちょっと怖い、と思うかもしれません。

そこで、ソーシャルレンディングの投資のコツを考えてみます。

分散投資

✔ソーシャルレンディング事業者
✔貸付先企業
✔テーマ ※例えば、再生可能エネルギー、事業性融資、不動産など

ソーシャルレンディングでは、投資する際に入念に調べ、リスク対策してもリスクはゼロになりません。
では、投資をあきらめるのかというとそうではなく、対策として、分散投資します。
一定の割合で損失が出ることを想定し、投資全体では損失がでないようにするという考え方です。

ソーシャルレンディング事業者、貸付先企業、テーマへの集中投資をさけ、分散させます。
chart (32)
分散投資例として、ぼくのケースを紹介します。
投資中のファンド数は45、事業者数は16です(21年8月現在)。

複利効果をねらう

ソーシャルレンディングでは、運用期間が終わると、口座に元本と分配金が戻ってきます。
そのお金がそのままになっていたりします。

それでは、複利効果がありません。
お金を遊ばせずに次に投資しましょう。

投資可能なお金がないという状態がベスト!
結構大変ですが(ぼくは苦手です💦)


ソーシャルレンディングの始め方

ソーシャルレンディングの始め方です。
流れは、ざっくり以下のとおりです。
1. 事業者をえらぶ
2. 口座を開設する
3. ファンドをえらぶ
4. ファンドに投資する

はじめてとしておすすめの方法は、以下のとおりです。
  • 3つくらいの事業者に口座を開設する
  • 利回りの高さで決めないこと
  • 首都圏不動産担保、上場企業リコースローンなどで保全内容がしっかりしていること
  • 自分が理解・納得できる案件にすること
  • 少額からはじめること
  • 実際に運用しながら、自分自身の選球眼・投資力をあげていく
この方法をおすすめする背景には、実際に、ぼくは、はじめてのソーシャルレンディングで失敗したからです。
  • 2018年当時、業界最大手、なおかつ、実績No1だったmaneoに口座を開設
  • 担保・保証の保全内容があまいファンドに大金投資
  • ほどなくして、ファンドは期失(計画通りに投資家にお金を返済できなくなる状態)

ソーシャルレンディングの初心者おすすめの事業者一覧

ぼくが実際に利用している事業者の中から、おすすめの3事業者をピックアップ、紹介します。

この3事業者をピックアップしたよりどころは、「担保・保証など保全内容のわかりやすさ」です。

Funds

Funds
Fundsは、上場企業に投資できるファンドが主軸のソーシャルレンディングです。

Fundsの特徴は、以下のとおり。
  • 〇:お金を借りた企業が倒産、あるいは、お金を借りて実施したプロジェクトが失敗などにより、元本が欠損するリスク(貸し倒れリスク)低減策として、リコースローンを採用。リコースローンファンドは、万が一、ファンドの事業や運営に失敗しても、お金を借りた企業にお金の返済能力があれば、投資者からの貸付金は返済されます。
  • 〇:ファンド組成企業には、Fundsの子会社、あるいは、お金を借りた企業の子会社がなります。お金を借りた企業の子会社がファンド組成企業になる場合、ファンドの運用中、Fundsが倒産した場合、投資者が投資したお金が、Fundsにある期間だけに、事業者リスクは限定されます。
  • 〇:1円から投資可能
  • 〇:人気のメルカリファンドがある
  • △:人気のあるファンドでは、クリック合戦に勝ちぬく、もしくは、抽選にパスしないと投資できません。
  • △:利回り低め
OwnersBook
OwnersBookは、日本初の不動産特化型クラウドファンディングです。

OwnersBookの特徴は、以下のとおり。
  • 〇:2014年サービス開始からの実績
  • 〇:すべてのファンドに首都圏の不動産担保つき、なおかつ、不動産担保の評価額に対し最大80%までしか企業に貸付しない(LTV80%以下)
  • 〇:運営会社マザーズ上場100%子会社
  • △:抽選案件では、抽選にパスしないと投資できないことが多い
  • △:運用期間が長いファンドが多い
CRE Funding
CRE Fundingは、物流不動産に特化したサービスを提供している事業者です。

CRE Fundingの特徴は以下のとおり。
  • 〇:元本が欠損するリスク低減策が3重。1. マスターリース契約、2. 東証一部上場の株式会社CRE(以下CRE社)による保証、3. 不動産担保
  • △:クリック合戦にパスしないと、投資できない場合あり
  • △:ファンド数少なめ

さいごに

ソーシャルレンディングをまるっと解説しました。

なにかの参考になれば幸いです。

ではでは。

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