著者:リピート系FXを2018年6月から運用しています。コロナショックであやうくロスカットしそうになり、リスクを抑える方向に設定を変更しました。リピート系FXには、想定外の値動きに弱いというデメリットがありますが、24時間、寝てる間も自動で売買してくれるのが魅力です。
リピート系FXのトラリピで、
5通貨ペアを運用中です。
- 豪ドル円
- 豪ドル米ドル
- NZドル米ドル
- 加ドル円
- 豪ドルNZドル
今回は、トラリピでの設定の決め方と加ドル円の具体的な設定をまとめます。
参考記事:そもそもリピート系FXとは?という方は↓
記事内容
- トラリピの設定の決め方
- 加ドル円の具体的な設定
トラリピの設定の概要
この記事では、トラリピの基本的な運用方針を以下としています。
- 基本的な戦略はハーフ&ハーフ
- 想定レンジは過去の値動きから決める
戦略をハーフ&ハーフにしている理由は、
運用に必要なお金を少なくできるからです。
ハーフ&ハーフの詳細は、
トラリピ公式に記載されているのでご参照ください。
トラリピでは、
あらかじめ想定レンジや値幅など、
どのように売買するかを設定します。
想定レンジは、過去の値動きから決めます。
設定の流れは以下のとおりです。
1. 通貨ペアを決める
参考記事:通貨ペアの決め方はどうするの?という方は↓
2. 投資金額を決める
1通貨ペアあたりの投資金の目安を決めます。
ぼくは、1通貨ペアあたりの投資金の目安を250~300万円にしています。
参考記事:通貨ペアの決め方はどうするの?という方は↓
2. 投資金額を決める
1通貨ペアあたりの投資金の目安を決めます。
ぼくは、1通貨ペアあたりの投資金の目安を250~300万円にしています。
投資金の目安は人それぞれ。例えば、投資金の目安を300万の半分の150万とする
ケースでは、トラップ本数を半分にすれば、同等のリスク許容度となると
考えることができます。
投資金の目安を決める際のポイントはふたつ。
ここまででは、なんのことかよくわからないと思います。
つづいて、具体的な設定をみながら説明します。
ケースでは、トラップ本数を半分にすれば、同等のリスク許容度となると
考えることができます。
投資金の目安を決める際のポイントはふたつ。
- 最悪無くなってもなんとかなる余剰資金にすること。
- 想定外の値動きに備え、投資金+αの緊急追加資金を工面できるようにすること。
4. 想定レンジを決める
5. トラップ本数、利益金額(利幅)、数量などの設定値を、必要資金が投資金額の目安におさまるように決める
5. トラップ本数、利益金額(利幅)、数量などの設定値を、必要資金が投資金額の目安におさまるように決める
設定の流れのポイントはふたつ。
- トラリピ、トライオートFX どちらでも、設定の流れは、使用できます。
- 設定の流れのキモは、流れそのものです。投資金額を決める⇒想定レンジを決める⇒設定、という流れです。例えば、設定⇒想定レンジ⇒投資金という流れでは、想定外の値動きをしたさいに想定外の追加金が必要になるおそれがあります。
【21年2月】リピート系FXのおすすめはどっち?トラリピとトライオートFXの運用コストをグラフで比較
ここまででは、なんのことかよくわからないと思います。
つづいて、具体的な設定をみながら説明します。
加ドル円の具体的な設定
1. 通貨ペアを決める
加ドル円。
2. 投資金額を決める
投資金額の目安は、250万~300万でしたが、
いくつかの通貨ペアの投資金目安を厚めにすることにしました。
加ドル円の目安は、約400万です。
3. 想定レンジの中央値を決める

加ドル円
(引用:https://jp.tradingview.com/)
過去のチャートから、想定レンジの中央値を決めます。
過去15年のチャートから、中央値を90円にしました。
4. 想定レンジを決める

過去15年の加ドル円の値動きは、65円から125円です。
想定レンジは、それを少し広めにして、
60円から130円にしました。
5. トラップ本数、利益金額(利幅)、数量などの設定値を、必要資金が投資金額の目安におさまるように決める
ぼくの設定は、中央値に近いトラップ設定を厚くし、
中央値から離れるごとに、徐々にトラップ設定をうすくするイメージです。
為替レートが120加ドルまで上昇した際、
売り設定をすべて保有すると仮定すると、
運用に必要なお金は、約440万必要です。
2で決めた投資金額の目安を超えてますが、
加ドル円を、メインにして運用したいので、
資金を追加することにします。