SOLS
(本記事はアフィリエイトURLを含みます)
  • SOLSは危ない?
  • SOLSの評判は?
  • SOLSは儲かるの?
不労所得でセミリタイアを目指し、不動産クラウドファンディング(以下、不動産CF)に1,000万超投資中のもん(@saborumon)が、SOLSについて、評判口コミ・特徴・メリットデメリットをまるっと解説します。

✔劣後出資割合が高い、151日対策がユニーク
✔障がい者グループホームインカムゲインファンドもユニーク
✔創業20年超ながら、非上場企業による運営

最初に、SOLSをまとめるとこんな感じです。

まいど!


不動産CFを選ぶ4つのポイント

不動産CFは、元本保証ではありません。
さらに、途中解約もできません。

まず、これらを念頭におきましょう。

その上で、不動産CFを選ぶポイントをピックアップしました。
不動産CFを選ぶ4つのポイント

・損をするリスク対策は?

・どんな会社が運営しているの?

・物件情報と物件情報の公開度は?

・利回り、運用期間は?

不動産投資型CFを選ぶポイントの詳細って?という方

💡あわせて読みたい


SOLSとは

SOLS
SOLSは、名古屋に本社をおく不動産を生業とする企業が運営する事業者です。
想定利回りは、3~7%。
都心不動産CFに比べ、想定利回りは同等から相対的に高めです。

中京圏の不動産はもちろん、東京、大阪、愛媛などの不動産が投資対象です。

【 SOLS(ソルス)

SOLSを運営している会社

株式会社不二興産
✔創業   2000年
✔上場   非上場
✔資本金  1億円

代表   猪子能史

SOLSを運営している会社は、株式会社不二興産です。

不二興産は、非上場ですが、創業20年超の企業です。

SOLS会員は、不二興産の財務・業績情報を参照できます。
詳細は伏せますが、直近3期増収増益です。

【 SOLS(ソルス)に会員登録する

SOLSで損をするリスク対策

SOLSの損をするリスク対策は、優先劣後方式です。

優先出資側は、投資家。
劣後出資側は、不二興産です。

損が出た場合、劣後出資相当分までの損失を、投資家より優先的に運営会社が負担します。
劣後出資割合は、ファンドごとに変動します。
例えば、劣後出資割合10%の場合、10%までの損失は、不二興産がカバーします。

損をするリスク対策=優先劣後方式を採用。劣後出資割合=ファンドごと変動制

SOLSの物件情報と情報公開度

住所:〇
最寄り駅へのアクセス:〇
構造:〇
ファンド収支明細:☓

物件情報は、概ね公開されています。

ファンド収支明細については、公開されていません。

ファンド収支が投資の際に気になるという方には、SOLSは向かないかも知れません。

【 SOLS(ソルス) 】

SOLSの利回り・運用期間

想定利回り:平均4.8%、最高7.0%、最低3.0%
・想定運用期間:平均9カ月、最長18カ月
、最短4.1カ月

※23年5月集計
直近では、平均想定利回り4.8%です。
これは、相対的に高めです

平均想定運用期間は、9カ月です。
これは、相対的には標準的長さです

想定運用期間は12カ月未満は好みです。


SOLSの特徴

SOLSの特徴を紹介します。

5万円から不動産投資可能

不動産投資というと多額の資金が必要というイメージがあるかもしれません。
SOLSでは、5万円から不動産投資可能です。

ファンド条件がユニーク

【高い劣後出資割合】
劣後出資割合実績:30%~87.93%

劣後出資割合は、これまでのファンドでは30~87.93%。
ファンドごとに差はあるものの、相対的に高めです。

【151日対策】
4号ファンドの運用結果は以下のとおり。
実質運用日数:120日
分配算出日数:151日

SOLSでは、早期に物件が売却できた場合、151日分の配当を支払う仕組みを採用することがあります。

3号、4号ファンドでは、この仕組みが採用され、実際に4号ファンドでは、早期(120日)に物件が売却されたので、この仕組みが発動しました。

他の不動産CFにはない、ユニークな仕組みですよ。

途中解約可能

不動産CFでは、途中解約できないといいました。
しかし、SOLSでは、途中解約可能なんです!

ただし、「やむを得ない事情がある場合」といった制約があり、解約手数料は別途必要です。

SOLSのメリット

他の不動産CFと比べ、SOLSのメリットを紹介します。

障がい者グループホームインカムゲインファンドがユニーク

2
5号ファンドでは、空家を再生、障がい者グループホーム運が投資対象でした。

対象が障がい者グループホームというのは、不動産ジャンルとしてユニークです。

さらに、賃料をファンドの返済原資とするインカムゲイン型であり、部屋の借主が賃貸解約をするには3ヵ月前に解約通告をしなくてはならないなど、ファンド運営で損をするリスクを低減させる取り組みがされています。

エリアが広い

これまで募集されたファンドのエリアは、愛知、大阪、東京、愛媛でした。

エリア分散効果を期待できます。

SOLSのデメリット

SOLSを他の不動産CFと比べ、デメリットを紹介します。

人気のあるファンドは競争が激しい

SOLSでは、抽選で募集が行われ、300%の応募があったファンドがあるなど、
投資したくてもできないことがあります。

ただ、SOLSはサービス開始からまだ1年超です。
応募者数が今後増える可能性もあり、まだチャンスといえるかもしれません。

当たればラッキーくらいがちょうどいいかも。


マスターリース契約なし

損をするリスク対策として、他の不動産CFでは、「マスターリース契約」を採用することがあります。

空室となった場合、賃料収入がなくなります。
マスターリース契約とは、空室時の賃料収入を保証する仕組みのこと。

SOLSでは、マスターリース契約が、ありません。

よって、空室になったらすぐに次の入居者があらわれそうか、物件をチェックしましょう。

SOLSの評判・口コミ

SOLSの評判・口コミは、例えば以下のとおりです。

✔募集当時に定められていた特約条件が発動し、実質的には利回りが上乗せされることになりました。
✔SOLS(ソルス)正式に落選…
✔あまりにファンドの内容が投資か有利すぎであり、SOLS、つまり運用会社にメリットがあるのかどうか。

【リターンをより増やす対策】
4号ファンドでは実際に151日分配方式が発動しました。

【投資しづらい?】
SOLSのファンドは、抽選方式で募集されます。
応募倍率がなんと300%越えになることも。

ただし、部分当選などなるべく多くの人が当選できるような対策もしていますよ。

【オープニングキャンペーン中?】
ファンドの条件がよいという口コミです。

たしかに、「オープニングキャンペーン」という可能性もあります。
そういう面も含め、SOLSの動向は気になりますね。

SOLS活用法・まとめ

✔劣後出資割合が高い、151日対策などユニーク
✔障がい者グループホームインカムゲインファンドがユニーク
✔創業20年超ながら、非上場企業による運営

SOLSまとめです。

SOLSの運営会社不二興産は創業20年超ですが、非上場企業です。
大手と比べ、事業規模面など信用面が未知数な面は否めません。

一方で、劣後出資割合80%超など劣後出資割合が高い、障がい者グループホームインカムゲインファンドなど、ファンド運営で損をするリスクを低減させる取り組みがされています。

さらに、151日対策によるよりリターンをより高くする仕組みもユニークです。

サービス開始から日が浅いSOLS。今後の展開が気になります。


さいごに

以上、SOLSの評判口コミ・特徴・メリットデメリットを解説しました。

何かの参考になれば幸いです。

ではでは。